新城彰の本棚

ミステリー好きの自分勝手なコメント

2019-04-05から1日間の記事一覧

奇術師の、奇術師による、奇術師のための

泡坂妻夫(本名厚川昌男のアナグラム)は、1976年本書で長編ミステリーのデビューを果たし、その後20編弱の長編小説と20冊ほどの短編集を残した。この人は作家デビュー以前から奇術の世界では有名な人である。奇術とミステリーには多くの共通項目があって、 …