神戸生まれの中国人作家陳舜臣は「枯草の根」(1961年)で江戸川乱歩賞をとり、以降ミステリーに歴史ものを交えながら、レベルの高い作品群を残した。僕は「小説十八史略」や「中国の歴史」を愛読していて、大変勉強させてもらったとの思いがある。本書は神…
以前エラリー・クイーンの「ハートの4」、レイモンド・チャンドラーの「かわいい女」を紹介している。前者は、第二次世界大戦がまだ始まっていない1938年の発表。映画が興隆していたころで、ミステリー作家も原作者として動員されていた。ハリウッドもまだ…
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