新城彰の本棚

ミステリー好きの自分勝手なコメント

2019-08-21から1日間の記事一覧

人生100年時代のプロローグ

アガサ・クリスティーは、トミー&タペンスものの長編を4つ書いた。最初の「秘密機関」は1922年発表、当時の2人は20歳代前半だった。しかし3作目の本書(1968年発表)では、2人は60歳代後半のはずである。2人の子供も結婚して孫もできた。そろそろ落ち…