新城彰の本棚

ミステリー好きの自分勝手なコメント

2019-10-07から1日間の記事一覧

二つの大戦間に跳梁した犯罪者

以前「あるスパイの墓碑銘」を紹介した、エリック・アンブラーの第五作「ディミトリオスの棺」は長らく手に入らなかった。僕にとっては「名のみ知られた名作」のひとつである。先日例によってBook-offでみつけ、カバーもなくページの中まで日焼けが進むなど…