新城彰の本棚

ミステリー好きの自分勝手なコメント

2021-08-18から1日間の記事一覧

伊601潜「富嶽号」

本書は1990年から1996年まで、全20巻を数えた架空戦記「紺碧の艦隊」の1冊目である。作者の荒巻義雄はSF作家、1972年短篇集「白壁の文字は夕日に映える」でデビューし星雲賞日本短編賞を受賞している。伝奇ロマンを得意としていたが、1986年の「ニセコ要塞1…