本書は横溝正史後期の作品、ちょうど還暦を迎えたころ執筆されたものである。ディクスン・カーが好きで怪奇趣味あふれた作品といいうのが作者の特徴だが、本書では珍しくエロチックなものに仕上がっている。元々は「百唇譜」という短編だったものを、そのモ…
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