新城彰の本棚

ミステリー好きの自分勝手なコメント

紅茶を飲む魔女の管理術

 このDVDは、「NCISーLA:潜入捜査班」のシーズン4。前シーズンからよりエスピオナージ色が強くなり、終盤から登場する副局長グレンジャーと、管理部長ヘティの過去の連携と現在の対立が描かれる。このシーズンを通じて何度か登場するのが、冷戦時代ソ連が米国本土の大都市に仕掛けた8個の戦術核爆弾。

 

 数十年前から米国に潜入しているスリーパーと、彼らが隠し持つ核爆弾は、いざ米ソ核戦争になれば最強の奇襲兵器になるはずだった。ソ連崩壊後もスリーパーは残り、その情報を嗅ぎつけた武器商人がスリーパーたちを襲って爆弾を入手しようとする。カレンのチームの活躍でロサンゼルスにあった1個が発見され、芋ずる式に数個は回収できた。しかし武器商人の側も、3個を持って姿をくらます。

 

        

 

 他にもパンデミックを引き起こしそうな事態であったり、米軍の機密情報や新兵器技術を守るエピソードなど、大きな危機にチームは挑むことになる。そうなると頼りになるのは、ヘティの過去の経験や人脈。カレンたちがいぶかるような指示を出すが、それが的確に当たる。メンバーの一部に故意に事実を隠すこともある。彼女と縁のあったオールドスパイたちは「あの紅茶を飲む魔女によろしく」という言葉を残して去っていく。

 

 前シリーズでカレンの過去が少しわかったが、今度はサムの事情がすこしずつ分かって来る。SEALsだっただけではなく、スパイ活動にも従事していたらしい。そして、妻ミッシェルの恐ろしい正体も・・・。

 

 チャラ男ディークス刑事が、ますます面白い。北欧系(俳優の苗字がオルセン)でスリムな長身だが、髪はボサボサ、無精ひげで決してハンサムとは言い難い。相棒のケンジー捜査官が銃も格闘も凄腕で、変なギャグを言っては(物理的に)ねじ伏せられてしまう。

 

 ようやく気付いたのですが、このスピンアウトはアクションの中でも爆破シーンが凄いです。ほぼ毎回家ごと吹っ飛ぶシーンが見られましたよ。