新城彰の本棚

ミステリー好きの自分勝手なコメント

高橋流「EBPMのススメ」

 本書は元財務官僚で、嘉悦大教授の高橋洋一氏の政策論入門編。筆者がYouTube上の<高橋洋一チャンネル>に2022~23年に挙げた内容を書籍化したもの。政策からみの時事ネタを分かりやすく解説したもので、数字に強い財務官僚(*1)らしくEBPM(*2)の手法で、

 

・安倍官邸や財務省などの政策評価

・これを真っ当に取り上げないマスゴミ批判

 

 をしている。特に印象に残った点を挙げると、

 

国債利払い

 1,000兆円を超える国家債務だが、半分は日銀(政府の子会社)が持っているので、利払いの半分は国庫に戻ってくる。だからもっと国債を発行していいし、利上げもできる。 ⇒ 半分戻ってくるは納得、でもこれ以上債務を増やさないで欲しい!

 

        

 

マイナンバー反対の野党(*3)は外国人びいき

 マイナンバー(&カード)以前は成りすまし(*4)が横行、今でも健康保険証で外国人が成りすましを多くしている。一部野党は彼らの味方で、反対のプロパガンダを打ち出している。 ⇒ 成りすましの弊害はその通り、でも3党が本当に(不良)外国人の味方かは不明

 

◇学術会議の軍事研究化はしないの愚

 いまや技術の軍民分離など不可能、でも学術会議の中心にいる左派系社会学者には理解できない。公金提供を止め、さっさと民営化すべき。 ⇒ 全く同感

 

◇利上げにも良し悪し

 欧米は急激なインフレ対策で利上げをした。これはOK。ロシアはルーブルの価値を守るための利上げ、これはNG。日本も利上げを急ぐべきではない。 ⇒ そんなこと言って、これ以上円安になったら困るでしょ

 

◇日本の軍備はレンタル原潜+核共有

 いずれも開発・配備にはカネと時間がかかるので、まずは米軍から借りて使えるようにするべし。 ⇒ うーん、核戦力が一番安上がりってことね

 

 最後のものはともかく、ご意見としては承っておきましょう。

 

*1:多くの財務官僚は法学部出身、筆者は経済・数学の学位を持った、財務省の中では変わり者

*2:Evidence Based Policy Making

*3:立民・共産・れいわの3党

*4:山本周五郎賞受賞のミステリー - 新城彰の本棚 (hateblo.jp)