新城彰の本棚

ミステリー好きの自分勝手なコメント

国内ミッションが多くなって

 このDVDは、これまで2~5シーズンまでを紹介してきた「Mission Impossible」のシーズン6。1972年に放映されたもので、それまでとはやや趣が異なってきた。シーズ2~3のころは、大半が海外ミッション。東欧が舞台(の設定)だったことが多い。だから指令のテープの最後に「君もしくは君のメンバーが捕えられ、あるいは殺されても、当局は一切関知しないから」と付け加えられていた。

 

 徐々に国内ミッションが増えて来て、このシーズンではほとんどが国内。これには2つの理由が考えられる。

 

・海外の設定をするためのロケ地選びやセットにコストがかかる

・国際関係で敵陣営を刺激することを避け、国内の反戦機運にも配慮した

 

 この年にはニクソン訪中があり、ベトナム戦争終結に向かっていたのが、2点目の背景かもしれない。

 

        

 

 さて前シーズンからはレスリー・ウォーレンとレナード・ニモイが抜け、リンダ・ディ・ジョージが入って来た。金髪童顔の8等身美女である。この女優さん好きだったけど、他の作品で見た記憶はない。

 

 ニモイが抜けたからだろう、悪役(この作品では事実上の被害者役)として、ウィリアム・シャトナーが登場した1編もあった。MIチームにかかれば、さしものカーク船長もまんまと騙されてしまう。可哀そうだった。他にも名前は分からないのだが、他のドラマや映画で見た俳優陣が登場する。これも懐かしかった。

 

 懐かしいと言えば、登場する小道具/大道具もそうだ。ガソリンガブ呑み車、拳銃やライフル、二眼レフや小型のカメラ、極めつけは(初期の)コンピュータ。スイッチやライトが一杯あって、ストレージは磁気テープである。「400万ドルの差し足」の件では、バーニーが賭け屋のコンピュータの基板をすり替えて競馬のイカサマを成し遂げる。

 

 さて、いよいよ残っているのはシーズン7だけ。大切に見ることにします。