新城彰の本棚

ミステリー好きの自分勝手なコメント

2019-09-17から1日間の記事一覧

まだ「のぞみ」がなかったころ

「偽りの時間」改め「影の複合」でデビューした、アリバイ崩しの大家津村秀介の第二作が本書である。鮎川哲也「準急ながら」などに触発されて、公共交通機関を使ったアリバイトリックミステリーを書いたものの、デビュー作はあまり売れず。後に改題して復刊…