新城彰の本棚

ミステリー好きの自分勝手なコメント

2022-01-17から1日間の記事一覧

「象牙の塔」の異常殺人者

本書(1985年発表)は、ポーラ・ゴズリングの第6作。毎回テーマやスタイルを変える作者は本当につかみどころがない。前作「赤の女」はスペインを舞台にしたラブサスペンスだったが、本書は米国北部(ラストベルト?)の田舎町にある大学で全てが完結する。…