1976年発表の本書は、斎藤栄のノンシリーズ。以前紹介した「Nの悲劇」から4年経って、年間10冊ほどの長編を発表するようになっていた。S・S・ヴァン・ダインは「一人の作家に半ダース以上のミステリーのアイデアはない」と言って、多作を戒めていた。本人も…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。