新城彰の本棚

ミステリー好きの自分勝手なコメント

2022-01-11から1日間の記事一覧

国境をまたがる「重婚罪」

本書は、ご存じE・S・ガードナーのペリー・メイスンものの1冊。解説には、1940年代の代表作だとある(1949年発表)。このシリーズは1933年の「ビロードの爪」に始まり、作者の死後の1976年まで合計82作品が出版され、その多くが邦訳されている。 ある夜、秘書…