新城彰の本棚

ミステリー好きの自分勝手なコメント

もうじき17シーズン目に

 海外へ出かけるフライトで一番楽しみにしているのは食事だが、その次に重要なのは機内エンタメ。このところ僕のイチオシは、CBSのTVドラマ「NCIS~ネイビー犯罪捜査班」である。見始めて4~5年になる。基本はミステリーで、エスピオナージ仕立ての時も、軍事行動に近いものもたまにある。

 

 英語の勉強にもなるので、往復必ず3話見るようにしている。現在機上で放映されているのは確かシーズン15、相当の長寿番組だ。米国では今年前半にシーズン16が放映され、来年1月からシーズン17がオンエアされる予定になっている。

 

 最後のクレジットに「Belsalius Films」と出てくるのが気になっていたのだが、昔好んで観ていた「海外捜査官ネイビーファイル(JAG)」と同じ製作元だった。NCISが元々JAGのスピンオフだったことも、最近知った。

 

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 チームリーダーのギブス捜査官は元海兵隊下士官、狙撃手だったらしい。従えている捜査官たちは比較的若いのに、ギブスだけは相当のベテランに見える。もっとも検視官のマラード博士(懐かしいデビット・マッカラム)は、もっと高齢だが。

 

 理由は僕が見始めたころ、すでにシーズン12くらい。最初のシリーズは2003年放映だということだ。今回平塚のBook-offで、そのシーズン1のDVDを見つけて思わず買ってしまった。シーズン1のグラフィックを見ると、分析官のアビーはあまり変わらないのだが、ディノッゾ捜査官はとても若い。ギブス捜査官はすでに銀髪、このころは17年もこの役をするとは思っていなかったろう。

 

 第一話には、当時のジョージ・W・ブッシュ大統領もゲスト(?)出演していた。Air force1で起きた海軍中佐の変死事件で、ギブスはシークレットサービスらを退けて捜査をする。反対したシークレットサービス員に、「じゃあ、俺がこの飛行機をハイジャックする」と言い放つ。何度も見た破天荒なやり口は、最初からだったのかと納得した。

 

 これで自宅でも英語の勉強ができるようになりましたよ。大事に見ますが、シーズン2以降のDVDも、Book-offにいったら気を付けて探してみます。