新城彰の本棚

ミステリー好きの自分勝手なコメント

祝!150話達成

 このDVDは、ご存じ「ネイビー犯罪捜査班:NCIS」のシーズン7。これまでにも増してストーリーのバリエーションが増え、視聴者を楽しませてくれる。登場人物にもいろいろ変化や成長、過去のエピソードの紹介があって、興味深い。特に150話目にあたる「親子の絆」、ギブス捜査官の父親は何度か登場しているが、この回ではディノッゾ捜査官の父親(同名のトニー・ディノッゾ・シニア)が登場する。これを演じた俳優が、懐かしいロバート・ワーグナー

 

 1968年から3年間ABCで放映された「スパイのライセンス」での活躍を覚えている。「007」に触発されて作られたスパイもののひとつで、プレーボーイの大泥棒マンディが恩赦と引き換えに米国諜報機関で泥棒芸を活かして働く話だった。

 

 NCISスタッフの間では、ディノッゾを演じるマイケル・ウェザリーがロバートに似ているとの認識があった。実際マイケルはロバート役を演じたこともあるらしい。またロバート自身がNCISのファンで、出演も希望していた。ロバートは、マラード検視官役のデヴィッド・マッカラム(1964年からのナポレオン・ソロもので、イリヤ・クリヤキン役を務めた)とも共演したことがある。

 

        

 

 確かに老けたのだが、声に聞き覚えがありとても懐かしかった。最初のシーンがジヴァ捜査官とで、アビー鑑識官と手を組んで現れるなど、往年のプレーボーイぶりも健在。軽妙で悪党なのだが憎めないロバートの味は、詐欺師としてのディノッゾ・シニアの役にぴったりだった。シニアに向かってギブスの話したトニー評が泣かせる。曰く、

 

「トニーはクラウン(道化師)を装っているが、俺の一番頼りにしている部下だ」

 

 このほかにも、

 

・「因縁の対決」にでてくるヴァンス局長の仇敵、北朝鮮女工作員のキム

・「空駆ける夢」でマクギー捜査官が目を輝かせるジェット・パック

・「空駆ける夢」で検視官見習いパーマーが初めて単独解剖するが、対象はリス

・「アナログ捜査」でDC広域が長期の停電、デジタルが使えないで苦戦する捜査

・「上空の攻防」で大西洋上空での、凄腕殺し屋とジヴァの格闘

 

 など、面白いエピソードが目白押しだ。また、何話かに登場する怖い顔の女弁護士の存在も不気味、妖怪人間ベラによく似ている。まだBookoffで見つけたのはシーズン10まで、もちろん探していますよ。