新城彰の本棚

ミステリー好きの自分勝手なコメント

2019-09-14から1日間の記事一覧

サラリーマン世界のミステリー

作者の浅川純は、日立製作所の茨城にある事業所で調達部門の管理職だったが、18年勤めた会社を辞めて作家になった人である。当時のはやり言葉「脱サラ」を地で行った人で、その関係の著作も多い。ミステリーも好きだったようで「浮かぶ密室」(1988年)、「…