本書は、津村秀介の「伸介&美保」シリーズの一編。殺人の舞台は、北陸本線と金沢の名勝兼六園。例によって容疑者には鉄壁のアリバイがあるのだが、その前の事件背景設定が秀逸である。作者は約20年にわたって「週刊新潮」の「黒い事件簿」を書き続けた人だ…
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